店長店長

こんにちは。
「千花」店長です。

私が作品作りには
エポキシ樹脂を使うことが圧倒的に多いです。

エポキシ樹脂のほうが
透明度、強度が格段に上だし、
泡抜けも良いので
UVレジンよりも綺麗な作品に仕上がるからです。

では、UVレジンはダメなのかと言うと、そういうわけでもなく、
UVレジンでしかできない作品もあります。
エポキシは硬化までに時間がかかります。
硬化前の液体の段階でかなり流動するので、
封入した物が動いてしまうことがあるのです。
なので、瞬時に固めてしまいたいような作品はUVレジンのほうが向いています。
例えば、写真のような雲を表現した作品の場合、
バランス良く雲を配置しても
エポキシでは流動により、移動してしまうので、
即座に固められるUVレジンが便利です。

また、ブローチのピンなど、
パーツの接着などにも使えるため、
なんだかんだ言ってもUVレジンは必要で、
切らすことのないように気をつけています。

UVレジンは「艶」を使う

UVレジンはいろんなメーカーのものがあります。
100円ショップなどにも売っていますね。
UVレジンを選ぶポイントとして私が重要視することは、
 
●縮みの少なさ
 
です。
どんなUVレジンでも、紫外線などを当てて硬化させる際、
多少の縮みがあります。
液体から固体になるのですから当然です。
でも、作品を作るに当たって、縮むことを計算に入れているとしても、
その度合いが少ないことが望ましいですよね。
私が使っていて、一番縮みが少ないと感じるのはルスターグロスの「艶」です。


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私はこれまで、パジコ、キヨハラ、ケミテック、それに100均(ダイソー、セリア)の
UVレジンを使ったことがあります。
どれとは言いませんが、縮み率がかなりの製品もあります。
縮みが大きいと硬化の過程で空気を吸い込むことが多くなります。
紫外線を当てたときに、まずUVレジンの表面が固まります。
次第に内部も固まってくるのですが、タイムラグがあります。
表面が固まり始めると、UVレジンにフタをしたような状態になります。
内部はまだ液体のままです。
そしてだんだん内部の液体が固まり始めると、
体積が縮むために負圧が生じます。
表面はフタがされた状態なので、モールドに触れてる側面辺りから
空気を吸い込んで中に気泡ができます。

小さい作品なら、さほど気にならないこともありますが、
少し大きめの作品を作るときには、この気泡の発生を抑えるために、
いろんな努力をしなくてはなりません。
「艶」においても、この現象は起きますが、
程度が軽い印象があります。

UVレジンの成分がみんな同じなら
縮み率も同じはずなんですが、
各製品で皆違うということは、
ブランドにより成分や配合などがまちまちなんでしょう。

全ての製品を使ったことがないので何とも言えないですが、
個人的には「艶」がイチオシのUVレジンです。
ハードタイプの009番
コーティング用の008番
パテの010番
の3種類を使っています。

縮みの少なさの他にも、
臭くない、比較的透明度が高い、など、
「艶」を使う理由はいくつかあります。
時間経過による「黄ばみ」などの変色が少ないのも強みだと思います。
あと、コスパですね。
パジコやキヨハラのUVレジンよりも安いのも嬉しい点です。

私は「艶」推しですが、
世間一般ではパジコやキヨハラのUVレジンのほうが人気があるようですね。
作る作品や、作風によって必要とするものが違うでしょうから、
どれが一番とは一概に言えないと思います。
 
案外、100均のレジンも良い製品だったりしますしね🤗

店長店長

なんだかまとまりのない文章で申し訳ありません。
年末年始でメーカーが休みに入る前に、
何本か「艶」を仕入れておこうかと思います。


 

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