店長店長

こんにちは。
「千花」店長です。

ニュース番組で、全豪オープンテニスの様子を放映していて、
何気なく見ていた時のこと。

実名はアレなのでイニシャルを使う。
O坂なおみ選手が、試合には勝ったけど、
途中で少し崩れたときに、
ラケットを地面に投げつけて蹴飛ばしていた。

私は普段、テニスを好んで観るわけでもないけど、
O坂選手に対しては、今まで、さほど悪いイメージは持っていなかった。
けれど、この一幕を見ただけで、幻滅した。 

以前、錦織K選手が、ラケット投げつけるシーンをみて、
幻滅したことがある。

テニス選手とは皆そういうものなのだろうか。

プロが使う道具は、本人の希望どおりに作られた
一点物の特注品だ。
自分で選んで使っている、その道具を地面に叩きつける。
道具に当たっても何も改善しない、道具は悪くない。

ラケットだって、私たちからしたら安い物ではない。
アマチュアや、学生がなけなしのお金で買ったラケットなら、
あのように扱わないだろう。
鼻をかんだら捨てるティッシュペーパーくらいにしか思っていないのではないか。

かつて、イチロー選手は
「どうやったら野球が上手になるか」という子供たちの問いに対し、
「バットやグローブをいつもきちんと使えるように準備しておくこと」
そして、
「その道具を使えることに感謝をすること」
と答えたという。

[関連]
→「道具」を大切にしなくても一流になれるか? イチローにあってジョコビッチにないもの
 
世間一般の定義は分からないけど、
私個人の定義では、
一流は道具を大切にするもの。
道具を粗末に扱うのは二流のすることである。
 
そういう意味では、O坂も、エアKも二流・・なのかな。

職人や作家も同じだ

我々、工芸作家とか職人を名乗る者も、同じだ。
「趣味」という人もいるかもしれないが、
ネットなり、マルシェなり、作った物を売るならば
買った人間からしたら作り手はみなプロとして見るだろう。
 
作品に生まれ変わるワイヤーやパーツはもちろん、
ペンチやニッパーなどの道具は極力丁寧に扱い、
いつでも最高の仕事をしてくれるように手入れをする。
そういう心がけから、良い作品は産まれるものだと思っている。

私が使う道具は、
我が新潟県が誇る三条市の金物職人の業物「ケイバ」だ。
一流の職人が作った道具を粗末に扱うなんてできない。
物作りを志す人の気持ちはよく分かっているから。
夜、仕事を終え、私は今日も道具を磨く。
私も、一流と呼ばれる日が近い・・・かもしれない。


ケイバ(KEIBA) マイクロニッパー MN-A05

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店長店長


今日も「千花」に来てくれてありがとうございます。
最後は宣伝みたいになったけど、
ケイバのニッパーは精度と切れ味抜群、
ニッパーもしっくり手になじみ、
「手入れして長く使いたい」と思わせてくれる道具です。

スタッフ Mスタッフ M

そう言えば、O坂選手のラケットも、
新潟県長岡市のメーカーだったよね、たしか。
自分たちの製品が投げられてるの見たらどういう気持ちでしょう。

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